板タブって消耗品だな

絵を描くとき、3年くらい前に買ったセンスラボの板タブ＆片手デバイスを使っています。

さいとう先生とおんなじ板タブで、うきうきしながら買いました。

実際、描き心地もよく、前に使っていたもの(ワコムのいにしえの機種)に比べてバグ動作も少ないので、気に入っています。(ワイヤレス接続時のみそれなりに誤作動があります…)

一緒に購入した片手デバイスは、キーボードショートカットの補佐役みたいな使い方をしています。

メインはキーボードで、キーボードショートカットを覚えきれなかった動作を、この片手デバイスに登録して使っています。

ダイヤルでペンサイズ変えたり、レイヤー統合とかも一撃でやってくれるのでラクチン。

他の付属品もなんだかどれも手触りがよくて高級感があって、さすがお値段なだけあるな…という感じなんですが……

耐久面にはちょっと問題があるかもな…と思いました。

まず、２年間の保証期間内に、片手デバイスが一回壊れました。

いつも軽快に動いていたのに、ある日突然うんともすんとも言わなくなりました。

２年保証期間内だったので、すぐさま取り換えてくれました。

それから、板タブの方は、2年と１ヶ月ほどたったころ、板の傷にペンがひっかかるようになりました。

板タブは、同じ個所でずっと描いてると、どうしても傷がついていきます。

傷がつくくらいなら全然問題がないんですが、いつの間にやら塗装が思いっきり剥げちゃって、ペンが軽くひっかかるようになっちゃったんですよね。

もう結構長いこと、この状態のまま使っています。

購入から2年以内だったら、保証があるのでたぶん取り替えてもらえただろうけど………

気になるようになったのが、２年と１カ月目でね。

２年と、１ヶ月目でね…！！！！！

当時は血の気が引いたよね～～…

…と思って一応サポートに問い合わせはしたけど、やっぱり取り換えてはもらえず…。

でも、丁寧に対応してくださったので、とてもありがたかったです。

ペン先が全然摩耗してないことを考えると、そこまで自分の筆圧はゴリラじゃない。

ゴリラじゃないのに、２年１ヶ月で…交換…と考えると……

前使ってたワコムの超古～い板タブは、筆圧感知も弱くてバグも多かったけど、10年使って傷だらけでも、ペンが引っかかることはなく、スルスルしててめちゃくちゃ強かった。

……なので、とにかくなんかショックがでかい…。

同じのを買っても、きっとまた2年程度でえぐれちゃうんだろうなぁ…。

2年ごとに……約3万5千円…の…ランニングコスト……あなたは耐えられますか。

かといって、安価なものを今から買ってストレス感じたりしたら、それはそれでやだしなぁ～。

XPPENの新機種で気になっているものがあって、筆圧感知が今のより高くて使ってみたいけど、これもまあまあ値段する。(2万5千円)

いろんな人のレビューみたら、描き心地に関してはめちゃめちゃ褒められてるけど、まだ発売したばっかりだから耐久面がわからない……。

あとどうやらこれ、片手デバイス付きのモデルしか発売されてないらしい…。

いらないんだ……片手デバイスは……。

単品が出たら、買ってみようかな。

…んで、

と思って、コピー用紙やカッターマットを敷いてみたら、まあまあよかった。

(板タブにコピー用紙やカッターマット貼る人、結構いるらしいです。)

コピー用紙はひっかかりが強すぎて違和感がすごかったので、カッターマットくらいのひっかかりがいいなあ…と思って、いきついたのが、iPadとかに貼るペーパーライクフィルム。

自分の好きなサイズにカットしてくれるお店を楽天で見つけたので、お試し用を取り寄せてみました。

お試し用…ちっちゃ。(笑)

傷がひどいので、気泡入りまくりで見た目は残念になりそうだけど、描き心地はよかったです。

思ったよりもざらざら感が強くなくて、ちょうどよかった。

今の板タブが、すごくなめらかスルスルな描き心地なので、それがなくなっちゃうのはとっても残念だけどね…。

このフィルムで、板タブサイズで作ってもらおうかなぁ、と検討中です。

まあとにかく…

ってことだ…。

高級なの買うときは、描き心地だけじゃなくて、耐久面もよくお調べください。

なんかネガティブな記事になっちゃったけど、板タブの性能自体はとってもいいし、片手デバイスも便利で助かってるので、買ってよかったとは心から思ってます。