帰って来た名探偵ピカチュウの感想～っ

名探偵ピカチュウを、夜な夜なコツコツ遊び…無事クリアしました～！

前半はネタバレ無しで、最後だけちょこっとネタバレありの感想も書いてますので、これからやるんだ～！って方は最後だけはスルーしてくださいね。

ネタバレ前にはちゃんと注意喚起するので、ご安心ください！

帰って来た名ピカ ネタバレ無しの感想

正直なレビューをするなら……

だいたいのゲームを褒めちぎってきたけど、めずらしくちょっと辛口評価になってしまいました。

子供向けだから！と思えば我慢できる…！！

だけどね、ポケモンが好きだから「やってよかった～！」って心から思ってますし、なんだかんだはしゃぎながら楽しめました。

プレイし終わった後は、良い感じの映画を１本見たような、満足した気分になりました。

…こんな感じです。

ポケモンて対象年齢がめちゃめちゃ広いから、どうしても子供向けになっちゃうのは仕方ないね、とは思いながら遊びましたが、子供向けにしたって、もうちょっと意外性とか謎解き甲斐があってもいいような気はしたかなぁ。

選択肢を間違えても何のペナルティがないのは良いとして、逆に一発成功でもご褒美がない…ので、ゲームやってるっていうより、お話をただ読んでいる感じが強かった。

手掛かりや情報を見落とす心配も一切ないので、詰む心配がなく、子供にはちょうどいいのかもしれません。

とにかくめっっっちゃ易しいゲームでした。

ゲーム自体が簡単でも、たとえばムービーシーンにすごく力を入れているとか、ご褒美が嬉しいとか、アクションやミニゲームが充実しているとか、隠し要素で難しい謎解きもある、グラフィックすごぉおお！みたいなのがあれば、また満足度も全然違ったかもしれません…。

１時間半くらいの映画を、思考スピードを落としまくって10時間くらいかけて見た感じ(笑)

とりあえず…子供向けのゲームなんだな！

…という感じで、最初の方はしばらく「あ～これ買って失敗したやつかもな…」って思って遊んでました。

でも、中盤あたりからシナリオが面白くなってきたり、ポケモンがかわいすぎて誰に会えるか楽しみで、普通に「ああ早く続きやりたい…あの世界に帰りたい…」って思うようになりました。ｗ

だって、ピカチュウを操作してる間は、街の中のポケモンと普通に人語で会話できるんだよ！

私いつか、どうぶつの森ならぬ、ポケモンの森が発売しないかなと夢を見ているんですが、ちょっとそれに近かったよ…！

ポケモンと人語で会話して日々を過ごすゲームがしたかった…！！

コーヒー飲みに出かけた先のポケモンとお話がしたいと思ってた！！！

インテレオンと街中で出会って、しかも会話ができちゃったときのあの喜び～～～！！！！(大興奮)

ゲームとしてのやりがいは小さくても、ポケモンとお話ができるという意味で、このゲームは大いにやる価値がある。

あとね、私ポケモンシリーズの中でも、ソード＆シールドが大大大大大大大大大好きなんですが、第8世代(ガラル)のポケモンが特に多く出ていたのも、私が楽しめた要因だったかもしれません。

「今日は最推しに会えるかな？」とワクワクして遊んでましたから。(結果はラストに書いてます。)

初めて登場するポケモンは、軽く紹介シーンが流れるんですが、それを見るのがすごく好きでした。

いろいろしゃべってきたけど、シナリオは面白かったです。

頑張っているポケモンたちの姿を見ると、先の展開わかってても思わず涙が出てしまったり…

声優さんの演技もすごくて泣けちゃいました。

久しぶりに「あ…ピカチュウってかわいい」って思えました。(見慣れすぎてて失いつつあった感情)

推理ゲームを楽しむというより、ポケモンと人間が現代で暮らしてる世界観やシナリオを楽しむ、という心意気で遊ぶと、満足できるかと！

それにしても…

SVの時代の今になってガラルのポケモンをいっぱい出されると、

とか変に夢を見てしまう哀れなオタク心が顔をのぞかせております。(笑)

ほんとはSV発売前に発売する予定だったけど、コロナとかで延期になっちゃってたパターンかなぁ…？

とにもかくにも、いろんな子に出会えて、一緒の街に住んでる体験ができて、幸せでした…！！

！ココから先ネタバレあり！

ここから先は本編遊んだ後なり、ネタバレOKな方のみお通りください！

あ…このゲーム……いい！！と最初に思ったのは、第二章でCV小山力也さんがでてきたとこでした。(笑)

すっごいちょい役だったけど(笑)、さすがポケモン…！大物を出し惜しみしねぇなぁ～！！と思って無駄に話しかけて遊んでました。（24オタク）

それで、第二章で初めて思わず泣いちゃったのが、コオリッポが像を直してくれたシーンでした。

ヒヒダルマが必死に守っていたのが、コオリッポちゃんだったときの「君だったの～？！」という衝撃が今でも忘れられません…。

キタカミにも連れて行って大活躍してくれた後だったので思い入れが強くて…。

人間にひどい目にあわされたのに、協力してくれて、しかも敵の攻撃からかばってくれるシーンは、全米が泣いたことでしょう……。

個人的にはこのゲームの最大の感動シーンでした。

頭の氷が割れて倒れた時は、コオリッポをよく知らない人が見たら、死んだと勘違いしただろうな…とは思ったけど。(笑)

そんで…！第３章では、憧れのインテレオンとお話ができて、超幸せでした。

…そんなことある…？花をめでててるイケメン……？

ウキウキの気分でいたら、次の日に牢の中で出会って悲鳴あげたよ…。

女店主さん、さぞテンション下がっただろうに…。ｗ

同じ牢の中のモルペコが、エサ貰えなくてずっと怒ってたのもかわいかった。

第三章、シナリオや構成は工夫してて面白かったんだけど、一個おそろしく残念だったのが、「ポケモンたちはキューブで操られてるんだ！！」っていう事実にラストになって気づいたこと。

今作だいたいずっとこんな感じだったな。笑

黒幕も、ラストまで引っ張ってたけど全然意外じゃなかったので、逆に意外だった。笑

第４章では、大谷ピカチュウに泣かされました…。

演技すごい…すごいよ…ミュウツーに必死に訴えてたとこ、全米が泣いたことでしょう…。

スクショとりまくりでした。

ドラメシヤが迷子になるとか理想の展開すぎる……。

終盤の方では、ウッウや仲間たちの健気さに心をメタメタにされました。

ウッウちゃん、酷い目に遭ったのに、飼い主が大好きで会いたいってかわいすぎる…。

エンディングで面会してて、よかったね〜〜！！！！！って心から思った。

他の捕まったポケモンたちも、みんなトレーナーに会いたがってて、ポケモンて愛しい生き物だな…と改めて思いましたわ…。

体をはって守ってくれた仲間たちのシーンは、展開わかってたけど大泣きしました。笑

そして、最後までウールーちゃんに会えるのを夢見ていましたが、結局出会えませんでした……。

あんなにガラルのポケモンいっぱいでてたのに、おしゃれな街にも自然豊かな山にも竹林にもおらず、実験台にすら選ばれなかったウールーちゃん…

会えなくて悲しかったけど、

と思ったら幸せな気持ちになれたので、よかったです。

なんとなく続きがありそうな雰囲気で終わったので、きっとまた続編出るんじゃないかなぁ。

なんだかんだ言いつつも、ポケモンに会いたいがために、ポケモン様と人語で会話したいがために、また買いそうな気がしています。ｗ

ガラルという地名もでてきたことだし、ホームズで有名なイギリスモチーフのガラル地方を舞台に続編が出たりしないかな…とちょっと夢も見ています。